少子化結構 ― 2006年06月01日 18:11
またまた出生率が低下し、最低になったのだそうだ。政治は出生率をあげることにやっきになっている。しかし、日本の人口は多すぎるのではないか。国土が狭いのに、極めて多い人たちが生活している。「人口問題」である。それならば、人口が減少傾向に向かうことはけっこうではないか。地球は人口が多すぎる。人口を減少させるのに、日本は率先して手本を示せばよい。
もちろん、人口減少にこまったことだと考えている人たちの考えは知っている。しかし、それは国民一人一人の幸福につながるためのものなのか、大いに疑問だ。
労働人口が少なくなるという。本当だろうか。子どもは労働人口ではないのだから、実は被扶養人口は減少する。彼らが大きくなったときには、こまるではないかというかも知れないが、そのころは団塊の世代がかなり減少しているはずだから、大量の被扶養人口の減少があり、あまり困るようには思えない。
経済規模が縮小する。まったく問題ではないように思う。人口が減るのだから、経済規模が縮小することは当たり前のことであって、今の規模がそもそも大きすぎるのではないか。
人口が減ったら、競争や切磋琢磨がなくなって、活力が低下するという見解もあるらしい。それでは、今もっとも経済競争力があり、学力が高い北欧は人口が多いのか。まったく逆である。1千万にも満たない人口の国家ばかりだ。国民一人一人の経済的豊かさを問題にするのならば、全体としての規模は関係がない。
今の規模を無理して維持しようとして、無理をすることの方が問題であろう。もっともっと人口が少なくなって、ゆったりとした空間が確保されることを私は大いに期待する。
もちろん、人口減少にこまったことだと考えている人たちの考えは知っている。しかし、それは国民一人一人の幸福につながるためのものなのか、大いに疑問だ。
労働人口が少なくなるという。本当だろうか。子どもは労働人口ではないのだから、実は被扶養人口は減少する。彼らが大きくなったときには、こまるではないかというかも知れないが、そのころは団塊の世代がかなり減少しているはずだから、大量の被扶養人口の減少があり、あまり困るようには思えない。
経済規模が縮小する。まったく問題ではないように思う。人口が減るのだから、経済規模が縮小することは当たり前のことであって、今の規模がそもそも大きすぎるのではないか。
人口が減ったら、競争や切磋琢磨がなくなって、活力が低下するという見解もあるらしい。それでは、今もっとも経済競争力があり、学力が高い北欧は人口が多いのか。まったく逆である。1千万にも満たない人口の国家ばかりだ。国民一人一人の経済的豊かさを問題にするのならば、全体としての規模は関係がない。
今の規模を無理して維持しようとして、無理をすることの方が問題であろう。もっともっと人口が少なくなって、ゆったりとした空間が確保されることを私は大いに期待する。
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